”かながわ東海道ルネッサンス”ー最近の動きー

 「かながわ東海道早ある記」での紹介
    その２０　 ＜一週間前倒しでこも外し始まる。－旧東海道松並木－＞
（関連⇒第１集　⑲小田原宿から大磯宿② に）
   湘南地域の春の訪れを告げる旧東海道末並木の「こも外し」作業が大磯町の国道１号沿いなどで始まった。松の害虫・マツカレハの幼虫が越冬のため松の枝から幹をつたって地中に移動する性質を利用、幹に巻いた粗いむしろ「こも」に幼虫を誘い込み、春に焼却する伝統的な駆除法で、昨年11月、国土交通省横浜国道工事事務所が「こもまき」を施していた。
　 通常は啓蟄（3月6日ごろ）の前に行われる。昨年は3月4日だったが、幼虫がこもの中で動き初めていたことから、今年は１週間前倒しで実施。藤沢～小田原間の松並木計717本のこもが2日間で外される。
　　                              （神奈川新聞掲載記事より2002．２．26）　

　　


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